ダフリとインサイドアウトとの関係
2017/01/05
ダフリに悩む女性ゴルファーは多いですね。女性ゴルファーのダフリの最も多い理由は、インサイドアウトに振っていることなんです。あなたは大丈夫でしょうか?
※ 記事は右打ちの方の場合です。
◆インサイドアウトに振るとは?
インサイドアウトに振るというのは、クラブヘッドが、ダウンスウィングで飛球線(※)の内側(体側)から動いてきてインパクトを迎え、その後のフォロースルーにかけて飛球線の右にクラブヘッドが動いていく軌道のことを言います。
※ ボールと目標をまっすぐに結ぶ線のこと。
インサイドアウトで振ると、ボールが右に行ってしまったりすることについては知っている人が多いですが、ダフりやすいということについてはあまりしられていません。
◆なぜ、インサイドアウトだとダフルの?
インサイドアウトで振ると、まず体重を左足に乗せづらくなり右足体重になりやすいのです。
本来体重移動をしてボールを飛ばすことができるのですが、体重移動が出来ない、あるいは体重移動が少なすぎるために、その分ダフりやすくなります。
そのような理屈を抜きにしても、インサイドアウトで振るとクラブヘッドの最下点(※)が構えていた時よりもボールの右に来るのです。
※ 振り下ろした時にクラブが最も下がる地点のこと。
◆修正法
時計の文字盤を利用しましょう。
目標方向を12時、飛球線後方を6時とします。
インサイドアウトで振ってい方は「1時あるいは2時方向」へ振っているのです。
例えば、あなたが2時方向に振っているとしましたら、12時ではな10時方向へ振る必要があるということです。振っていく方角に関して、感覚はあてにならないということを知って、違和感を感じても 事実として正しい方向へ振ることが大切です。
- 須崎 秀明
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(株)DEPARTURE GOLF
http://www.departuregolf.com/高校生より、将来サラリーマンになった時の為のお稽古事としてゴルフを始める。
ニューヨーク勤務を含めました銀行員生活を15年送り、その後、主夫業を経て2009年より念願であったゴルフインストラクターの道に入る。
2012年ゼクシス千葉ゴルフスクールの運営を任され、現在に至る。