油断禁止!まだまだ必要な熱中症対策

CURUCURUライター nana

2022.8.22

〇熱中症対策の重要性



 真夏の炎天下でも、暑さに屈せずゴルフを楽しんでいる方も多いと思いますが熱中症対策はしっかりされていますか?この真夏の炎天下でSNSでも途中リタイアしてしまったという方をチラホラお見かけします。(年齢限らず)熱中症を甘く見ていると実際に死亡してしまった事例もあり、せっかく楽しくゴルフをやっていたのに熱中症により体調を崩してしまっては元も子も有りません。熱中症対策は多少オーバーなぐらいしっかりやっていきましょう。


では、熱中症とはどのように危険なのか。


熱中症は症状が3段階に分かれています。


重症度1・手足が痺れる、めまい立ちくらみがある、筋肉の腓返りがある、気分が悪い、ボーッとする、意識ははっきりしている


重症度2・頭がガンガンする(頭痛)、体がだるい(倦怠感)、吐き気がある、吐く、意識が何となくおかしい


重症度3・意識がない、真っ直ぐ歩けない、走れない、体がひきつる、体が熱い、呼びかけに対し返事がおかしい



〇怖いのは脳に残る後遺症


よく注意喚起で使われる例えとして、ゆで卵があげられています。茹で卵もタンパク質であり、人間の体もタンパク質(だけではありませんが)でできていて、「ゆで卵が生卵に戻らないように、脳も熱中症によりダメージを受けると後遺症が残る可能性がある」と言われています。厳密にはもちろん茹で卵と違いますが、それくらい危険性があるということです。


せっかく楽しくゴルフをしに来たのに、脳にダメージが残り後遺症として日常生活にも支障が出てしまってからでは遅いのです。


近年の熱中症対策もバリエーションが多く日傘や氷嚢、冷感タオル等ゴルフブランドから出しているグッズも様々です。


氷嚢に水を入れてそのままラウンド前日に自宅で凍らせておくと半日は持ちますし、午後はゴルフ場によってはレストランで氷嚢用に氷がもらえることもあるので、そこで中身を入れ替える事もできます。(最近ではコロナ対策の為氷がもらえない所もあるので必要であれば、事前に問い合わせましょう。)


他にもドラッグストアに売っている、ウェアに吹きかけると体感が冷たくなるスプレーや、冷感の日焼け止め等いろんな熱中症対策グッズが売っているのでおすすめです。




〇忘れちゃいけない!何より大事な水分補給


熱中症予防に何より大事な水分補給。水分補給によく飲まれているポカリ、アクエリアス、アミノバリュー等多くの企業が出してるスポーツドリンクには味だけでなく、どういう違いがあるのかをご存知でしょうか?


スポーツドリンクには体内への水分がスムーズに吸収できるように、各企業で成分が工夫されていますが(甘さを気にする方もいると思いますが、糖分も水分を吸収する為に入っています。)必要時に飲む方が良い物(アイソトニック飲料/人の安静時の体液と同じ濃度の飲料)と運動時に飲む方が良い物(ハイポトニック飲料/安静時の体液よりも低い浸透圧の飲料)があります。


ラウンド中汗をたくさんかき塩分が多く排出されると体液の浸透圧は低くなる為アイソトニック飲料だと水分の吸収が遅くなってしまう為ハイポトニック飲料の方が水分が速やかに吸収されるのです。


アイソトニック飲料(主にポカリスエット、アクエリアス等)なのか、ハイポトニック飲料(アミノバリュー、イオンウォーター等)なのかは成分濃度を見て判断し、ご自身の発汗量や体調を考えた上で、熱中症対策に飲む物も選ぶと良いと思います。



暑さ対策を万全に、この夏もゴルフを楽しみましょう♪

 

 


CURUCURUライター nana

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