雨の日のゴルフでスコアを崩さないおすすめの方法

CURUCURUライター MEGUMIRAI

2022.6.21

◆雨の日は飛距離ロスするので1-2番手クラブをアップ



雨が降ると当たり前ですが、ボールの速度が落ちるし、地面に落下してからも転がりにくくなるもの。

加えて雨で風が強いと余計に飛びません。ドライバーで普段より30-50ヤードも飛ばないことも珍しくありません。


当たり前のこととわかっていても、ティーショットが飛ばないとものすごく焦ってしまい、余計に強く振ろうとしてしまいます。

しかし、ボールを強く叩いてしまうとスピン量が増えて、球がいつもより高く上がって落下してしまい、余計に飛ばないこともよくあります。


雨の日は飛距離のことは諦めて、余裕のあるクラブでゆったりしたスイングを心がけることで、悪天候の影響を最小限にすることができます。

2打目でフェアウェイウッドやユーティリティを打つ場合、球の落ちる距離が普段よりも短くなるので、思いがけずにバンカーに入ってしまうことがあるかもしれません。

自分の飛距離は、普段から、地面に落下するまでの「キャリー」の飛距離と、地面に落下した後で転がって止まるまでの、「ラン」込みのトータルの飛距離を把握しましょう。

キャリーの距離を把握しておくことで、雨の日は飛距離が落ちる分を考慮して、より確実なクラブでバンカーを超えることができます。



◆ラフやバンカーはいつもより難しい



ラフからのショットは注意が必要です。

春から夏にかけてラフが伸びてきて、冬とは違う難しさが出てきますが、雨が降るとラフは余計に重くなって、力のない女性の場合はラフからの脱出も難しくなります。

いつもと同じようにフェアウェイウッドやユーティリティで打つと、ボールがラフに埋まっているときは全くうまく当たらないこともよくあります。

このため、雨の日にラフに入ってしまったら、まずは確実にアイアンでフェアウェイに戻しましょう。


また、苦手な女子が多いバンカーについても、雨の日は普段よりいっそうの注意が必要です。


雨で水を含んだバンカーは、砂が重くて力負けしてしまったり、逆に、クラブが跳ねてボールがホームランしてしまうこともよくあります。

入ってしまったら仕方ないですが、雨の日はできる限りバンカーは避けたマネジメントをしましょう。

バンカーに入らないようにするには、残り距離をよく考えて、確実にバンカーに入らないクラブを選びましょう。


思いがけずナイスショットしてしまっても、絶対にバンカーに入らない飛距離のクラブを選ぶのがコツです。


◆グリーン回りのアプローチはパターを活用して安全に

 

雨の日のグリーン回りからのアプローチは、クラブヘッドが地面に刺さってしまい、ミスショットとなることがよくあります。


また、雨の影響でスイングが早くなりミスショットとなってしまったり、レインウェアを着ている影響で思うようにスイングができずに、ミスショットを連発してしまいがちです。

グリーンに近づいているのに、ミスショットになってしまうと、メンタルのダメージもとても大きいですし、連続するとミスショットが更に続き、次のティーショットにも影響してしまいがち。


このため雨の日のグリーン回りのアプローチはできる限り安全に、確実に行いたいところ。


おすすめの対策は、パターでのアプローチです。

水を含んだフェアウェイでは、ウェッジでアプローチするよりもパターで強めに転がしたほうが簡単です。

また、フェアウェイは雨で曲がりにくくなっているので、ピンの方向を強めに狙うことで、思いがけずチップインもあるかもしれません。


グリーン回りのアプローチを失敗してスコアを崩さないように、パターを多用して安全にホールアウトしましょう。



これから梅雨の季節が始まります。雨の影響を把握し、少しでも対策を行い、楽しくラウンド、ホールアウトしたいですね。


CURUCURUライター MEGUMIRAI

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